2009-01-02
2008年に観た舞台の中からベスト5を選びました。
1月
「ウェストサイド物語」(劇団四季)
2月
「遙かなる時空の中で」
「タン・ビエットの唄」
4月
「滝沢演舞城」
「空中ブランコ」
5月
「空中ブランコ」(和光・名古屋・神栖)
「火の鳥-鳳凰編-」(わらび座)
6月
「Calli-炎の女カルメン-」
「ウィキッド」(1周年記念公演、劇団四季)
7月
「ミス・サイゴン」
8月
「ミス・サイゴン」
「シンデレラ the ミュージカル」
「サ・ビ・タ-雨が運んだ愛-」
「むかしむかしゾウがきた」(劇団四季)
9月
「ミス・サイゴン」
「義経」(演劇集団呼華)
10月
「ミス・サイゴン」
TSミュージカルファンデーションイベント
坂元健児ファンクラブイベント
「Song & Dance 55steps」(劇団四季)
11月
「ディズニー・オン・クラシック-魔法の夜の音楽会-」
「解ってたまるか!」(劇団四季)
「義経 YOSHITUNE-紫鬼王編-」(ルドビコ)
12月
「AKURO-悪路-」
「愛と青春の宝塚-恋よりも生命よりも-」
「坂元健児 BIRTHDAY & XMASコンサート-歌で巡る足跡-」
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第5位 「愛と青春の宝塚-恋よりも生命よりも-」
以前フジでドラマになりましたが、ヅカものは本物がやる方がしっくり来ますね。ショー部分の華やかさが違います。話もわかりやすく、曲も実際の舞台で使われた曲(モン・パリ等)に加え、新しく作られた曲も違和感なく溶け込んで普段あまり宝塚を観ない人たちにも楽しめる舞台になっていました。
石井一孝さんや本間憲一さんも素敵でした。ダブルキャストのもう片方も観てみたかったです。
第4位 「タン・ビエットの唄」
TSミュージカルの作品はどれも強いメッセージが込められていて、観る度に考えられます。これも途中まではつらく悲しいことが続き目を背けたくなるけど、最後には希望があります。
美しいベトナムの風景に似合わない悲惨な戦争の描写が、より一層戦争の悲しさ愚かさを浮かび上がらせていました。強く反戦を訴えている作品ではないのに、観終わった後にそのことを考えずにいられないミュージカルでした。
第3位 「ミス・サイゴン」
観る度にハマって結局は通ってしまいました。博多座の次はいつ観られるかわからないけど、また坂元さんのジョンが観たいな~。あとクリスもね。
第2位 「空中ブランコ」
ラストのブランコを飛ぶシーンが目に焼きついています。最高にかっこよかった。余韻を残す終わり方も好きでした。
自主公演以外で初のストレートプレイで、坂元さんの新たな魅力をいっぱい発見できた作品でした。
第1位 「AKURO-悪路-」
これはもう不動の1位ですね。2008年ではなくて、今まで観た舞台の中で一番です。
「何でもない幸せが手の届かない宝物のようになんて、こんな世の中は間違っている」この高麿の言葉が心に残りました。
古代の話だけど、これは現代に向けてのメッセージでもあると思うのです。今の弱い者を真っ先に切り捨てるような社会っておかしい。
ヤイラが言っていた「あたりまえに生きて、あたりまえに死んでいく」そんな普通の幸せすら望めない世の中ってなんて悲しいのだろう。そんな悲しい想いをしている人がいる限り、AKUROを上演する意味はあると思います。この作品に出逢えて本当に良かったです。
☆坂元さんについて
2008年はテイクフライト大阪公演で始まり、パリでの羽衣伝説、空中ブランコ、ミス・サイゴン、FCイベント、AKURO、ディナーショーと盛りだくさんでした。
羽衣伝説が観られなかったことが唯一悔やまれました。FCイベントで聴いた曲がとっても素敵で、映像でいいから見てみたかったです。
その観られなかった悔しい気持ちを埋めるように、他の公演に行きまくりましたけどね。
新作の空中ブランコも楽しかったし、大好きなサイゴンとAKUROの再演もあって、幸せな1年でした。舞台を観ていて、この人のファンで良かったと思うことがたくさんあったし、これからも一生着いて行こうと何度も思いました。