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 レ・ミゼラブル 9月30日ソワレ第2幕~博多遠征その3~

2007-11-12

レミゼの感想、後半です。9/30ソワレ第1幕の感想はこちら

<第2幕>

戦いが激しくなるに連れてだんだんとアンジョにも迷いの色が見えてくる。戦いが始まる前は仲間たちと熱く理想を語っていたけれど、現実はそう旨くは行かない。バリケードでは負傷者も出て、目の前でエポニーヌが死んでいった・・・。

現実が見えてきた今、自分たちがやろうとしていることは果たして正しいのだろうか。命を懸けてまでやるべきことなのか・・。
勧められた酒は飲まず、グランの肩に手を掛けて俯き、そして砦の天辺へと登って行くアンジョ。きっとそんなことを考えながら朝が来るのを待っているのだと思う。

アンジョのどこか寂しそうな背中を眺めていると、ABCカフェで仲間と未来を語っていた頃とは違った、弱さというか人間らしい面が垣間見られ、切なくて堪らないです。

ガブローシュが撃たれるシーン

ガブローシュが撃たれて、銃弾の入ったカバンを、仲間たちに向かって投げるシーンがありますよね。私が今まで観た時は、割と学生が受け取ったり、そちらの方向へ投げていることが多かったんです。けれどこの日は、カバンが一直線にアンジョのいるところに向かって行きました。アンジョも必死に手を伸ばして掴もうとしましたが、あと少しのところで届きませんでした。
ガブローシュが息絶えた後も、暫く動けずに、じっとガブローシュを見つめていました。

最期の戦い

マリウスが撃たれた後、グランの制止を振り切って、一心不乱に砦に駆け上がって行く姿が、忘れられません。

「起つのだ、仲間よ。世界に自由を!」
ここからは特に渾身の力を込めて歌っていました。無我夢中で赤旗を振り続けるアンジョの姿に、込み上げる涙を堪えながら見届けました。

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カーテンコール

いつも坂元さんは、ガブローシュ役の子と手を繋いで出てきてから、上手の方でアンサンブルの皆さんと、その他のキャストを待ちますよね。けれどこの日は、原田光くんと出てきた後、お客さんの方は全く向かずに、すぐに後ろを向いてしまいました。
席が離れていたため、良くは見えなかったのですが、暫くの間(バルジャンの今井さんが出て来た辺りまで?)俯き、ガブローシュ、リトコゼちゃん、アンサンブルさんたちから、肩を叩かれたり、何か話し掛けられたりしているように見えました。

最初は楽日だから、他のキャストと話でもしているのかと思っていたのですが、泣いてしまって慰められていたんですね。ガブローシュと出てきた時から、泣かないように必死に堪えていたのだと思います。

この後、司会の今井清隆さんから「本日、千秋楽を迎える方が二人います。アンジョルラス役の坂元健児さんと、ファンテーヌ役の渚あきさんです。」と紹介がありました。今井さんが「ひと言ずつ、挨拶を・・」と促し、一瞬、今井さんの近くにいた渚さんが、先に一歩前へ出て挨拶しようとしたのですが、坂元さんは周りが見えていなかったのか、そのことに全く気づかずにずんずんとセンターに来て挨拶をし始めました。

ここからは博多座公式動画のとおりです。

「千秋楽を迎えました。坂元健児です。今日はどうもありがとうございましたー!!」
と、深々とお辞儀をしてそのまま号泣・・・。

「こんなはずじゃないんですけど・・ちょっと待っていただいていいですか・・。」アキレス腱を伸ばし、しっかりと準備体操をして、「はい!(気合を入れる)えーと、2003年からやらせていただきました!(後半涙声)」とお辞儀。

顔を上げ「・・・ごめんなさい。こんなはずじゃないんです。本当に。(顔を手で覆い)はい。もう、だめだ(顔を左右に振る)すいません。本当に皆さんありがとうございました!」

この後、オケ、客席、キャスト、スタッフに何度も何度も「皆さん、ありがとうございました」とお礼の言葉を叫びながら頭を下げ、最後は「やりましたー」と両手でガッツポーズ!そして「すいません!」と何事もなかったかのように戻っていきました。けれど、この間も顔をくしゃくしゃにして泣いてました。

坂元さんの後に、渚さんの挨拶があり、お花投げはいつも通りこなしていました。そしてセンターに呼ばれ、渚さんと手を繋ぎながら何度もお辞儀をしていました。

ここまでが動画部分です。

この後、何回かカテコが続き(確か、3~4回はあったかと)、今井さんや今さん、グランの伊藤俊彦さんにセンターに連れて行かれたりしていました。今井さんたちは、坂元さんが舞台袖にはける度に(舞台上に出てきた時)端の方へ行ってしまうので、何度もセンターへ呼んでくれました。
カテコ終了直前、センターに連れて来られて、どうしていいのかわからなくなってしまったのか、いきなり渚さんをお姫様だっこして、そのまま3~4回回り、最後はバランスを崩してコケそうになって、客席の笑いを誘っていました。最後にオチが付くのが坂元さんらしいですね。

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以上が衝撃的なカテコの様子です。

ガブローシュと出てきた後、ずっと後ろを向いたままだったので、そこでまず「おかしいな」と感じました。いつもなら(レミゼに限らず)カテコで客席に背を向けるなんてことは、絶対しないはずなのに・・。

そうしたら挨拶で泣き出したので、さっきのは我慢できずに泣いていたんだと気づきました。準備体操をし出した時も、坂元さんファン以外のお客さんは、その様子を見て笑っていましたけど、あれは坂元さん流の照れ隠しの何物でもないですね。
ここで「もしかして最後?」と思い、「2003年からやらせていただきましたー。」と更に号泣する様子を見て、「アンジョを演じるのは、これが最後なんだ・・」と確信しました。

この後は、あまり記憶がありません。ただ、溢れる涙をぐっと堪えながら、坂元さんの姿を追っていたように思います。けれど、坂元さんが号泣しているのを見てしまうと、やっぱりつられてしまいました。
それでもカテコの最中は、アンジョの姿を目に焼き付けておこうとしているので、まだ我慢出来ているんですけど、終わった途端もうだめでした。
周りのお客さんが帰った後も、ずっと涙が止まらず、最後まで客席を立つことができませんでした。

姉に慰められ、何とか劇場を出ました。ラーメンを食べに中州方面に行ったんですけど、「どこにしようか?」と食事モードの姉に対して、もの凄~くテンションの低い私。でも博多ラーメンはとってもおいしかったです。

食事をした後、少し遠回りをして、博多座へ向かいました。最後にもう一度だけ見ておきたかったんです。
博多座の向かい側から、暫く眺め、「坂元さんがアンジョをやることは、もうないかも知れないけど、いつかまたここにレミゼを観に来ようね」と姉に話したのを憶えています。

 

博多最後の夜は、ホテルの部屋で飲みました。泣きながら(笑)半分ヤケ酒です。普段、お酒を飲んで泣くことなんてないのですが、どうしてもレミゼの話になってしまって・・。

最初は寂しいと、そればかりだったのが、話していくうちに「集大成といってもいいくらい素晴らしいアンジョを観られたのは幸せだよね」と思えて、気分も落ち着いていきました。結局、この日は夜中まで付き合って貰いました。

後になって姉に、この日のことを聞いてみました。

カテコでサカケンが号泣したから、アンジョ最後なんだ・・と思って、ということは・・・・・?、さぞかし隣はヤバイことになってるよなー('A`) と恐る恐る見てみたら、サカケン以上に号泣してたからどうしようかと思っていたそうです。
しかもその晩は、泣きながら酒を煽る始末。せっかく博多まで来たのにこんなにショックを受けて、明日帰れるのかと本気で心配したみたいです。

お姉ちゃん、本当に博多では、いろいろ心配かけました。こんな世話のかかる妹に付き合ってくれてありがとう。

楽日から一週間は落ち込んだけど、この1ヶ月半いろいろなことを考えてようやく自分の中でけじめをつけることができました。
アンジョをやることが最後でも、そうじゃなくても、坂元さんの熱い気持ちとあの涙は、完全燃焼した証だと思っています。坂元さんが満足なら、私は何も思い残すことはありません。

でも、もし次のレミゼに坂元さんアンジョがいたら、また通っちゃいますけどね(笑)

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tag : 坂元健児 レ・ミゼラブル 博多座

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坂元健児さん舞台出演情報
「ONE-HEART MUSICAL FESTIVAL 2014夏」

ミュージカルガラコンサート出演

【公演期間】8/16~27(坂元さんは全日程出演) 

シアタークリエ 

【公式サイト】http://www.tohostage.com/festival/
プロフィール

kanoko

Author:kanoko
関東在住の30代。高校生の頃から舞台を観始め観劇歴は20年くらい。

ミュージカルの舞台観劇が趣味で、坂元健児さんが大好きです。
地方公演にも出来るだけ観に行きます。
最近は、劇団四季の、「ライオンキング」現シンバ役の田中彰孝さんもお気に入り、友石多津弥(竜也)さんも応援しています。基本的にシンバ役者が好きです。

好きなミュージカル・お芝居

・特にお気に入りの作品
ミス・サイゴン、風を結んで、AKURO-悪路-、回転木馬(2009年版)、スペリング・ビー、愛と青春の宝塚、冒険者たち(2013年版)

・その他の大好きな作品

ライオンキング、美女と野獣、砂の戦士たち、
タック、OUR HOUSE、空中ブランコ、

・坂元さん出演作以外

マンマ・ミーア、回転木馬(95年東宝版CD・涼風盤)、プロデューサーズ(映画)、星の王子さま・リトルプリンス(音楽座)、Wicked

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