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 「タン・ビエットの唄」2月10日ソワレ

2008-02-24

TSミュージカルファンデーション「タン・ビエットの唄」

東京芸術劇場中ホール

キャスト

フェイ:安寿ミラ  ティエン:土居裕子  トアン:畠中洋

ハイン:吉野圭吾  ミン:宮川浩  ビン/ビック:駒田一

ゴク:戸井勝海  チェー:川本昭彦  警官:福永吉洋

黒い男:平野亙  ボーイ/スリ:島田邦人  白い女:藤森真貴

フェイ(少女時代):長尾純子  ベトナム(女):中野祥子/久積絵夢
  

ストーリー(公式より)

舞台は1990年代後半のベトナム。ベトナム戦争中小さな村で大虐殺が起こり、その村で生き残った2人の姉妹。虐殺の証言をする為にヨーロッパへ渡り、そのまま英国人の養女となった妹のフェイ。
物語はベトナムに残った姉の消息を訪ねて20年ぶりに祖国へ戻るところから始まる。そしてフェイは戦争の惨禍に向かいあうことになる…。そこでみたものとは…。

だいぶ前になりますが「タン・ビエットの唄」を観て来ました。初演は観ていないので今回が初めてです。

劇場に着くとロビーにはアオザイを着た数人の女性の方たち(キャスト?)がいて、開演前からベトナムの雰囲気が漂っていました。

ほとんど予備知識がないまま観たので、一幕が終わった後はちょっとキツかったです。あまりに悲しくつらい・・。もちろんダンス、歌、舞台セットなどどれも素晴らしく、一瞬も目が離せないのですが、次々にフェイに突きつけられる現実が重いのです・・。
けれどベトナムでは実際に同じようなことが起こっていただろうし、もっと酷い目に遭った人たちも大勢いたんだと思うと、この後フェイがどうなって行くのか最後までしっかりと見なければいけないと思いました。

つらい現実にベトナムを去ろうとしたフェイだが、パスポートを盗まれ帰れなくなってしまう。一度は捨てたはずの祖国なのに、結局は戦争の悲劇から逃れられない。そして姉ティエンの消息を追って行くうちに逃げ出した過去と向き合って行く。

希望を残すラストの描き方はやっぱりTSミュージカルらしいですね。タオと出会うラストシーン、フェイが決して行こうとしなかった生まれ故郷のハンティン村で出会ったからこそ、フェイはしっかりと過去と向き合い、新たな未来を夢見ることができたのだと思うんです。

ストーリーも良かったけれど、それを支えるキャストも本当に素晴らしかったです。中でも土居さん、安寿さん、畠中さん、駒田さん、吉野さん、川本さんが印象的でした。

土居さんの歌ってまるで水や空気のように心にスッと沁みこんでくるんですよね。美しいのに力強さもある不思議な歌声です。ティエンの「また会うための未来のあるさよなら(タン・ビエット)」という言葉が心に残りました。

安寿さんのダンス素敵でした。さすが宝塚時代、名ダンサーと言われただけはあります。惚れ惚れしてしまいました。

畠中さんと駒田さん、この二人がいると舞台が引き締まります。二人に共通しているのはコメディもシリアスな芝居もどちらも出来ること。そこにとても魅力を感じます。

駒田さんはビンとビンの父親ビックを演じていましたが、息子の最期を目の当たりにしておかしくなってしまった姿が悲しかったです。でもフェイに詰め寄るところはすご~く怖かった・・。

吉野さんはティエンの子どもを連れて逃げようとするところが、迫真の演技でした。

川本さんの「歴史に縛られて俺たちは生きていくしかない」という言葉にベトナムの悲しみが凝縮されている気がします。

今回のタン・ビエットは演技のできる人が揃っていて、歌以外の部分でも泣かされました。

TSっていいですね。。どんなに悲しい話でも最後は希望を残して終わるから好きです。今回も最後はやっぱり幸せな気持ちになりました。TSのいいところは、感動するだけでなく、観ている私たちに必ず問いかけを残してくれるところなんです。今の世の中、こういう作品が上演されることはとても意味のあることだと感じました。次回作も期待しています。

そういえばタン・ビエットの楽カテコで、あの作品の再演が発表されたそうですね。まろたん@桃太郎が帰ってくるんですね。キャストは未定みたいですけど、坂元さんしかありえないですから、是非とも坂元さんでお願いしたいです。

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お久しぶりです!
やっぱり「アレ」の再演は本当なんですかね!?
そうだとすると、かなり嬉しいです。そして坂元さんで演じて下さると、本当に嬉しいです。毎日通ってしまいそうです!!

mayuさんこんばんは。お久しぶりです。[E:happy01]
再演、本当みたいですよ。[E:happy02]
一応、駒田さんが公式の場で発表したことなので、近いうちに正式に発表があるかもしれませんね。気長に待ちましょう。
本当に出来ることなら全公演通いたいです。[E:coldsweats01]
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坂元健児さん舞台出演情報
「ONE-HEART MUSICAL FESTIVAL 2014夏」

ミュージカルガラコンサート出演

【公演期間】8/16~27(坂元さんは全日程出演) 

シアタークリエ 

【公式サイト】http://www.tohostage.com/festival/
プロフィール

kanoko

Author:kanoko
関東在住の30代。高校生の頃から舞台を観始め観劇歴は20年くらい。

ミュージカルの舞台観劇が趣味で、坂元健児さんが大好きです。
地方公演にも出来るだけ観に行きます。
最近は、劇団四季の、「ライオンキング」現シンバ役の田中彰孝さんもお気に入り、友石多津弥(竜也)さんも応援しています。基本的にシンバ役者が好きです。

好きなミュージカル・お芝居

・特にお気に入りの作品
ミス・サイゴン、風を結んで、AKURO-悪路-、回転木馬(2009年版)、スペリング・ビー、愛と青春の宝塚、冒険者たち(2013年版)

・その他の大好きな作品

ライオンキング、美女と野獣、砂の戦士たち、
タック、OUR HOUSE、空中ブランコ、

・坂元さん出演作以外

マンマ・ミーア、回転木馬(95年東宝版CD・涼風盤)、プロデューサーズ(映画)、星の王子さま・リトルプリンス(音楽座)、Wicked

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